本記事はアフィリエイトリンクを含みます(PR)。リンクを経由して商品が購入された場合、運営者に収益が発生します。
注意:自然環境・気象・野生動物の状況は地域差と個体差が大きく、本記事の内容はあらゆる状況での安全を保証するものではありません。入山前に必ず該当自治体・管理団体の最新情報を確認してください。
前の晩にカーナビへ登山口を入れようとして、住所が出てこない。電話番号も分からない。地図をスクロールして「たぶんこのあたり」で設定する。登山の準備でいちばん面倒なのは、この作業かもしれません。
理由ははっきりしています。登山口の駐車場には、住所も電話番号も無いことが多いからです。建物ではないので住居表示が振られず、施設ではないので電話番号もありません。カーナビの検索は住所か電話番号か施設名で引くので、そのどれにも当てはまらない場所は出てきません。
この記事では、その回避策としてマップコードを扱います。
この記事でわかること
- 登山口の駐車場がカーナビで出てこない理由
- マップコードの仕組みと、桁数で変わる精度
- カーナビへの入れ方
- マップコードで解決しないこと

マップコードは緯度経度を数字にしたもの
マップコードは、日本全国の緯度経度を数値化した番号です。検索も利用も無料です。
仕組みは入れ子になっています。
- 日本全国を1,162個のゾーンに分ける(四方およそ27km)
- ゾーンを900個のブロックに分ける
- ブロックをさらに900個のユニットに分ける(四方およそ30m)
この3つの番号を順に並べた数字がマップコードです。さらに細かいSコアという単位まで分けると、約3m四方まで特定できます。
つまり、桁数が増えるほど精度が上がるという構造です。全体で6桁から12桁。この短さがカーナビへの入力を楽にしています。
住所がない場所を指せる
ここが今回の話に直結します。河川や夜景スポットなど、住所や電話番号の無い場所でも特定できる。
登山口の駐車場は、この「住所も電話番号も無い場所」そのものです。林道の途中、河原の空き地、峠のスペース。地図には載っていても、検索では出てきません。
マップコードなら、数字を入れるだけで目的地に設定できます。ただし、マップコード対応の機種に限ります。
カーナビへの入れ方
だいたいどの機種も、目的地検索のメニューに「マップコード」という項目があります。そこに数字を入力するだけです。
高分解拡張部(* のあとの数字)に対応した機種なら、より細かい位置を指定できます。対応していれば * を入力できる機能が用意されているはずです。対応していない機種では、* より前の部分だけを入れます。約30m四方の精度になりますが、駐車場を探すぶんには足ります。

事前に調べておく
問題は、山の中では電波が入らないことです。登山口に着いてから調べるのでは間に合いません。
出発前、家にいるうちに調べてメモしておく。これが確実です。ただ、行くたびに調べ直すのは面倒なので、山名から引けるアプリを作りました。
OnTrails のアプリ
登山駐車場 マップコード検索
日本全国の登山駐車場のマップコードを、山名や地域から検索できるアプリ。ワンタップでコピーでき、お気に入り登録、オフライン表示、地図アプリ連携に対応しています。
オフラインで見られることが、この用途では要になります。圏外の林道でカーナビを設定し直すことになっても、手元に数字が残ります。

マップコードで解決しないこと
1. 対応していないカーナビでは使えません。
対応した機種でしか使えません。スマートフォンの地図アプリには、マップコードの入力欄がないものもあります。
2. 駐車できるかどうかは分かりません。
マップコードは位置を指すだけです。満車かどうか、有料か無料か、冬期に閉鎖されるかは別の情報です。行ってみたら停められないということは普通に起こります。
3. そこまでの道が通れるかも分かりません。
林道は台風や落石で通行止めになります。位置が分かっても、道が閉じていれば着けません。出発前に、道路管理者や山域の情報を確認してください。
4. 精度は桁数によります。
短い桁数では約30m四方までです。駐車場の入口が道路の反対側だった、ということはあり得ます。
まとめ
- 登山口の駐車場は住所も電話番号も無いことが多く、カーナビの検索に引っかからない
- マップコードは緯度経度を数字にしたもの。検索も利用も無料
- 全国を1,162ゾーンに分け、ブロック・ユニットと入れ子で細かくする。ユニットで約30m四方、Sコアで約3m四方
- 桁数は6〜12桁。短いので入力が楽
- 対応機種に限る。
*の入力に対応していない機種もある - 位置が分かるだけで、駐車の可否も、道が通れるかも分からない
- 山では電波が入らない。出発前に調べておく
相乗りで行くときの費用の分け方は登山の車移動、ガソリン代の分け方にまとめました。入山前の手続きは登山届の出し方に、現在地の確認は登山地図アプリは紙と併用するにあります。