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注意:自然環境・気象・野生動物の状況は地域差と個体差が大きく、本記事の内容はあらゆる状況での安全を保証するものではありません。入山前に必ず該当自治体・管理団体の最新情報を確認してください。
「ガソリン代、いくら渡せばいい?」を、降りぎわに立ち話で決める。よくある光景ですが、毎回もやっとします。多めに払う人と、言い出せない人が出るからです。
計算はそれほど難しくありません。 距離と燃費と単価の3つで出ます。先に式を書きます。
“ガソリン代 = 走行距離(km) ÷ 実燃費(km/L) × ガソリン単価(円/L) “
この記事でわかること
- ガソリン代の出し方
- カタログ燃費をそのまま使うとずれる理由
- 高速代と駐車場代の扱い
- 運転する人の負担をどう見るか
- この計算で解決しないこと

カタログ燃費を使うとずれる
式そのものより、燃費に何を入れるかで結果が変わります。
カタログに載っている燃費は、決められた走行モードで測った値です。国土交通省が自動車燃費一覧として公表しているのもこの値で、車種を比べるための共通のものさしになっています。
ただ、山へ行く運転はそのモードとは違います。
- 荷物と人を満載している
- 峠道で標高を1,000m以上上げる
- 未明の出発で暖機が長い
- 冬はスタッドレスで転がり抵抗が増える
どれも燃費を悪くする側に働きます。カタログ値をそのまま使うと、実際より安く出ます。満タン法で自分の実燃費を出しておくのが確実です。満タンにして、次の給油まで走った距離を給油量で割るだけです。
山行のたびに出す必要はありません。一度出しておけば、次からは距離を変えるだけです。

高速代と駐車場代は分けて考える
ガソリン代とは性質が違います。
高速代は領収書や料金・ルート検索で実額が分かります。推定の要らない実費なので、そのまま人数で割れます。ETC割引が効いた場合は、割引後の額で割るのが自然です。
駐車場代も実費です。ただし1日あたりで課金される場所が多いので、泊まりの山行では日数を掛け忘れないでください。
つまり、推定が入るのはガソリン代だけです。ここを丁寧にやれば、あとは足し算になります。

運転する人の負担
割り算の前に、ひとつ決めておくことがあります。運転者を頭数に入れるかどうかです。
考え方は2つあります。
A. 全員で等分する。 運転者も1人として数えます。運転の労力は費用と別の話、という立場です。
B. 運転者の分を減らす。 運転者を0.5人分として数えたり、運転者だけ高速代を免除したりします。労力を費用で相殺する立場です。
どちらが正しいということはありません。 ただ、出発前に決めておくほうがいいのは確かです。降りぎわに決めると、言い出しにくいほうが損をします。
そして忘れがちなのが往復です。片道で計算して、帰りを忘れる。距離は往復で数えてください。
計算を毎回やるのが面倒なら
距離・燃費・単価を入れて、人数で割る。それだけの計算ですが、毎回電卓を叩くのは面倒です。降りぎわにやるとなおさらです。
OnTrails のアプリ
GasWari
ドライブの移動費を計算するアプリ。走行距離・燃費・ガソリン単価から費用を出し、人数で割るまでを一度に済ませます。
まとめ
- ガソリン代は、走った距離を実燃費で割って、単価を掛ける
- カタログ燃費は共通のものさし。山へ行く運転では悪くなる
- 満タン法で自分の実燃費を一度出しておく
- 高速代と駐車場代は実費なのでそのまま割れる
- 運転者を頭数に入れるかは、出発前に決める
- 距離は往復で数える
- 維持費まで入れると終わらない。ガソリン代だけを分けるのが落としどころ
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